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zoom RSS 深場ジギング、外房でアブラボウズ釣りに初挑戦

<<   作成日時 : 2017/02/26 10:51   >>

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画像最大100kgにもなるという怪魚アブラボウズ。市場にはほとんど出回らないけれど、実は知る人ぞ知る美味な魚であります。これまではもっぱら深場(400〜1000m!)の電動餌釣りターゲットだったようですが、この頃はルアー釣りでも狙う船宿がちらほら出現。そして先週、よくお世話になる外房の船宿「じんとく丸」の予約カレンダーに「深場スロージギング、アブラボウズ狙い」とあるではないですか。前日電話したら「空いてるよ」。深場もアブラボウズも未経験。手持ちのジグやタックルではたして通用するのか。あれこれ悩ましいのですが、何ごともまずは経験からと、思い切って出撃。。。そして、見事に返り討ちに遭ってきました。

午前3時半。
集合時間の波崎外港には釣り船が2艘並んでます。手前の灯りが点いているのが「深場メヌケ船」。船上はエサ釣り氏たちでほぼ満船で、みなさん、ワイワイガヤガヤとタックルの準備に余念なし。ところが、その向こうの「深場スロージギング船」はというと、真っ暗。誰も乗っていません。
「みんな早いかなあって、オレ、12時から来て待ってるだけどよ〜、誰もこないから心配してたさ」
小型トラックから船長が笑ってます。今朝のスローには私も入れて四人予約が入っているそうで、なんと私が一番乗り。乗船名簿を書いて、乗船代を払い、クーラーボックス用にペットボトルの氷をもらってから、乗り込みます。釣り座は先着順ということで、今朝は右舷の大ともに。何せ深場もアブラボウズも初めてなので、ここなら他の釣り氏たちの様子もよく見えるかもというわけです。しばらくして、残り3人も到着。タックルをセットしてから、全員キャビンに入って、仮眠です。天気予報は晴れ時々曇り、風4m、波1.5m、荒海がデフォルトの外房では凪予報と言っても過言ではありません。ところが。

がーん、ぶるーん、ざざざーん。

港を出て利根川を下り、船が全速に切り替わった途端に、船が大きく揺れます。ソファにもたれていた釣り氏が床に転がり落ちます。眠ろうとしますが、船底から突き上げるような揺れで、ダメ。というか、胃のあたりがむずむず。。。気持ち悪くなりそう。。。ポイントまではたっぷり2時間でした。同船者が立ち上がろうとして、またコケました。やはりというか、ポイントでも揺れは収まりません。

「準備してくださーい」

アナウンスに押されるようにして、大ともへ。あらら、デッキに上げていたドカット(タックルボックス)が下に転がってます。フタは閉じているので、中身は。。。大丈夫でした。海は。。。荒れてます。波はさほどでもないのですが、ウネリがひどい。突き上げるように、大きく船尾が上下します。

「まずは230mから、かけ下がりね〜、潮は1ノットだね〜」

いよいよジグの投入です。今日は初めての深場ジギングということで、タックルは2セット持ってきました。ひとつは、スロー用としては最強の6オンスタックル(インフィニティB636、オシアジガー2000NRPG、FL1.5号x700m)ともうひとつはマグロの転用で8オンスタックル(ディープライダ561-8S、ティカST12、PE2号x1000m)。マグロタックルのラインだけは深場用に巻き替えてきました。そして、ジグですが、準備したのはあちこちのブログを見て、700gr、600gr、500grなどの重いスロージグを一個ずつ。これまでの中深海ではせいぜい400grでしたが、アブラボウズも底を泳ぐ魚なので、まずは底が取れないと。

ぷー。(投入の合図)

最初にマグロ転用タックルを試します。スパイVの700gr。ジグはヒラヒラと落ちますが、すぐにさーっと右、船尾へと流れます。潮は1ノットしかないはずなので、と思っていたら、ラインがすっと戻ってきました。船長が船の立て方を調整してくれたのでしょう。その後はまっすぐに落ちて。。。スプールが止まります。着底? いえ、すぐにスプールが回り出します。で、また、止まります。まだ200mもでていません。しかし、船の上下動でラインが張ったり緩んだり。マグロタックルのST12はレバードラグ方式。ドラグレバーをいちばん手前に持ってくるとフリーで、そこからストライク(最大設定値)まで5段階のドラグ強さが選べます。バックラッシュ予防でいちばん軽いドラグをかけているのですが、それが船の上下動に対応できないのか、着底が分かりません。いろいろやってみますが、ここは根掛かり覚悟で、ラインが完全に緩むのを待つしかなさそう。250m。。。270m。。。着底が。。。分かりません。たった230mで700grを落としているのに、まさかの二枚潮?

画像結局、300m出てやっとラインが緩んでくれました。そこからロッドを持ち上げてみます。リールでラインのフケをとり、ゆっくりとロッドを上げてジグを持ち上げます。うん? 案外、楽チンです。さすがにマグロ用8オンスロッドです。ロッドは少したわみますが、ジグのリフトには問題なさそう。ゆっくり上げてから、フォール。。。が、落ちません。魚? すぐにロッドで合わせて。。。異常なし? ロッドで上げて、フォール。。。が、また落ちません。というか、ラインがくねくねに緩んでます。どういうこと? 頭に?マークがいっぱい。回収します。重い。。。最初の100mくらいがめちゃくちゃ重い。ひょっとしたら、魚がついてる? ところが、残り100mあたりですうっと軽くなりました。あとはすいすい。

上がってきたジグを見ると、上下のフックがぐちゃぐちゃです。アシストライン(芯無し)がジグに巻きついて、フックはふたつとも接続リングにひっかかってます。これじゃ、魚がバイトしてもフッキングは無理でしょう。上側だけでも、アシストラインが硬いやつに交換。

次のポイントは320m。
タックルをスロー6オンスに持ち替えます。スピンドル500grと軽めですが、約350mで着底。スパイVに比べると水中抵抗が小さく、流されにくいのかもしれません。すぐにロッドを曲げて、ジグをリフトしてみます。マグロ転用タックルより、こっちの方が楽にリフトできます。マグロロッドは全体的に硬く、ロッドの動きがそのままジグの動きになるのですが、スローは先端が大きめに曲がってくれ、その曲がりが戻るところでジグを持ち上げてくれるのです。やがて自分でも分かってきますが、マグロロッドのほうはジグをシャキシャキ動かすには好都合ですが、体へのダイレクトな負荷は大きく、軟弱な私はすぐにへばってしまいます。

かつん。

何度かジャークとフォールを繰り返してると、小さな当たりが来ました。ロッドであわせると、ジグ以外の重みが加わった感じです。ただ、全然引かない(船の上下動で引きが分からない)ので、魚かどうかの確信は持てません。とりあえず、回収。。。

画像小サバ、でした。船中にもサバ、そしてスミヤキが上がります。

ごん。

また落としたら、底付近からのアオリでアタリが来ました。さっきの小サバよりも重いのですが、あと50mまで来て、ふっとバレてしまいます。たぶん、サバ、もうちょいナイスなサイズだったようで、船長もサバの群れかー、と移動。

。。。


その後、風は少しずつおとなしくなり、海のウネリも緩くなってきました。相変わらず底潮はかなり強烈ですが、船は次第に深場に移動して、400mあたりの駆け上がり、かけ下がりを繰り返し流します。しかし、船中にはサバ、スミヤキが追加で上がる他、アブラボウズらしいアタリはありません。左隣りの釣り氏(ブルーヘブンのリールにマニアフェローズのロッド、ラインは見た感じ3号前後)が腐ってます。スミヤキの猛攻を受けて、3回連続でライン切れ。しかし、気の毒がっていたら、それは他人事ではありませんでした。

スロー6オンスの限界チェックとばかり、スパイV700gr、そしてスパイ600grをつけて落としてみたら、底付近でラインをすぱっと切られ、がっくり。幸いにも切れたのはリーダー近くだったので、ラインは20mくらいしかロスしませんが、ひとつずつしか持ってきてない深場用のヘビーなジグがあっさり殉職。。。痛い。ただ収穫もありました。インフィニティ6オンス(仕様はmax450gr)はバットがしっかりしていて、700gr、600grでもゆっくりジャークとフォールには充分対応できました。700grがおそらく限界でしょうけれども。

深場ツウトップがいなくなったので、仕方なく、深場用の最後のひとつ、スピンドル500gr金ゼブラに切り替えます。しかし、500grも短命でした。スミヤキではありません。今日イチの大物がスピンドル500grに食いついたのです。

「水深は320mからゆっくりと360mまで駆け下がりでーす」
潮も緩み、空も晴れて、時計は午前10時半を過ぎた頃でした。スロー最強タックルに最後の深場ジグ、スピンドル500gr金ゼブラをつけて落とします。200m過ぎから、サミングしながら、ゆっくりめにフォールさせます。どこかのブログに「アブラボウズはフォールで食う」と書いてあったのを、なぜかその時思い出したのでした。250m、280m。。。うん? ラインが止まった。波? ともかくロッドを立てて合わせてみます。途端に。

ジジジージー。

え?

ラインが強烈に引っ張り込まれ、ドラグが鳴ります。

「底ですか?」

左隣りのブルーヘブン氏が聞いてきます。フォールでしたよ。気もそぞろにロッドを立てて、リールのハンドルを巻きます。が、今日初めてのドラグが。。。止まりません。少しだけドラグを締めて、ロッドで対抗します。よし、少し巻ける。しかし、上がってくるかと思えば、じりじりと底へ引っ張り込まれます。

「青物じゃないね〜」

ですね。一瞬、ヒラマサかもと焦りましたが、青物ならもっと走ります。こいつは下へ下へと泳ぐだけ。しかし、重たい。ドラグをまた少し締めます。1.5号ラインの限界は何Kgでしたっけ。

「反対側に回って〜」

魚が走ってラインが船底に当たりそうになり、船長から指示が飛んで来ました。トモでロッドを抱えて、スパンカーのロープをかわしながら、右舷から左舷へなんとか移動。そのままロッドで耐えますが、ずるずるっとドラグが滑ります。デカイです。こいつはデカイ。今までの経験から言っても、かなりデカイ。。。ファイヤライン1.5号なのでドラグでムリはできない、でも、こいつの正体は見たい。見たい。見たい。サミングでドラグの滑りを止めます。そのまま少し持ち上げて。よし、上がってきた。が、ジジ、ジー。

ぷち。

あ。

重みがなくなりました。ライン切れ。回収してみると、切れたのはFLラインでも、FGノットでもなく、リーダーの先、スイベルとの結束(ユニノット+ハーフヒッチx4)でした。ここで切れたのは初めて。スイベルが小さ過ぎたのか。それとも魚が噛んで切れたのか。ひょっとしたらと思うと。。。しばし、茫然自失。はー

。。。


画像深場用のジグ三個をぜんぶロストした後は、残った中深海ジグ、460grのスピンドルで継続します。がんがん。回収中にサバが二連で食ってきましたが、意気消沈のまま即リリース。マサバx2尾。。。一夜干しでうまいのにーと後で少し後悔。最後に同船者が憎っくきスミヤキを釣り上げて、正午、沖上がり。ちなみに、私が逃した魚はサメだったということに。。。そう思わないと悔しくて、夜、眠れそうにありませんから。

かけたかも、アブラボウズの 袈裟の端

本日の釣果:サバx3、大バラしx1

使用タックル

スロー最強6オンス
ロッド:シマノ オシアジガーインフィニティ B636
リール:シマノ オシアジガー2000NRPG
ライン:バークレーファイヤラインカラード 1.5号x700m
リーダー:モーリス バリバスフロロ30ポンドx5m
アタリジグ:ディープライナー スピンドル500gr金ゼブラ
フック:ジガーライト3/0 アシスト50lbsx5cm ツイン自作

追記) 残念賞

画像船宿からお土産にいただいた干物たち。
サバ、イワシ、赤いのは真鯛?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
深場デビューおめでとうございます!

深場の日は二枚潮が酷くて、
エサ船もイマイチだったようで…
そして大物!!
残念(ノ_<)

正体見たかったですね!!

リーダーズルズル、
底に突進、
中層で食ってくる、
と言ったら…

サメではなくアレですね、多分…


あおみの
2017/02/27 09:02
> あおみのさん

ありがとうございます。
行ってきました。それでライン切られました。後で思うと100Kgにもなろうかという相手に、1.5号は完全に舐めてましたね〜。他のブログを見ると、みなさん、最低3号とかはっきり書いてましたが、ぜんぜん無視でした。そういえば、夏のマグロジギングも最初は1.5号で、見事に切られたんでした。学習してません。正直、せいぜいアカムツの延長線上、水深が変わるだけでしょ、とか。ラインとジグは、もし次回があれば、ですがもうちょい補強が必要です。しかし、あのドラグの出にはびっくりでした。ロッドであおった感じが青物か→マグロ?→やっぱサメ→まさか。。。と。ほんとにまさかまさかですが。まあ、サメであれ何であれ、その正体を見たかった。そこがほんとに残念。で、次はたぶんメヌケ、行きます。
みやざき
2017/02/27 11:30

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