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zoom RSS 沖縄GT遠征!!に行ってきます(実釣初日編)

<<   作成日時 : 2017/11/30 14:32   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

画像GT初日、あいにくの曇り空です。
宿から歩いて五分の「ゆいレール・おもろまち駅」から集合場所の「旭橋駅」へとモノレールで向かいます。心配した雨は大丈夫そう、しかし北から冷たい風が吹いて、那覇にしては肌寒い朝です。駅を降りて、大通りで板橋ルアーマンと合流、すぐにワンボックスカーがやってきます。
「おはようございます。船長のオダです」
ひょいっと運転席から降りてきたのは、今日明日とお世話になるLoopFishingのTAKEZOO船長。ロッドやタックルボックスを積み込み、すぐに糸満港へと向かいます。
「今日の風向きだとケラマへ行くのはきびしいので、風裏の東のほうへ行ってみますね。あっちにもGTの実績ポイントがたくさんありますから」
はい。もう出られるだけで大興奮なので、ポイントはすべてお任せであります。

午前8時。
糸満フィッシャリーナ(別名:糸満うみの駅)の管理事務所で乗船名簿に記入、施設使用料100円を払います。
「船は揺れますから、タックルの準備はここでやってください」
乗り込み予定のKamajya(かまじゃ=ロウニンアジの地方名)号が係留された浮桟橋。その手前の岸壁でそそくさとタックルの準備をします。大物GTですから、メインロッド、サブロッドともにドラグチェッカーを使って、リールで約7kgにセットしました。船長に言われ、そこからワンピッチ追い込むと約9Kgになることを確認します。
「GTフィッシングでは最初からフルドラグにはしないほうがいいです。GTが走ったときに支えきれないと大変なことになりますから。かかってから締めこんでファイトするほうが獲れる確率はあがります」
なるほど。で、次はルアーの選択です。前回(去年)ヘッドディップで大物GTをかけた板橋ルアーマン(takeさん)、今回は船長おすすめ?ポッパー「ブルポップ」で行くと言ってます。ならば、トップゲーム初心者の私は、フローティングペンシルの代表的なルアー、価格もリーズナブルな「別注平政220F」をチョイス。板橋ルアーマンがしきりに「眠い、眠い」を連発してます。「わくわくして、全然眠れなかったよ」だそうです。そういえば、私も今朝は3時に目がぱっちり、そこから二度寝ができませんでした。まるで子供の遠足状態?

港を出たKamajya号は荒れ気味の海を東へと走ります。ゲスト定員が4名(船長も入れると五名)の小型プレジャーボートですから、揺れます。かなーり、揺れます。本格的なオフショアキャスティングはシイラ船1回のみという私は次第に不安になります。こんなに揺れるデッキから、果たしてルアーを飛ばせるだろうか。キャビンでいろいろ雑談しながらも、頭の中はその思いがだんだん大きくなってきます。港から約1時間、Kamajya号が減速しました。前方、島の手前にぐるりと白波が立っているのが見えます。あれが「環状サンゴ礁」でしょうか。

「ここでやってみましょう。潮を見ますから少し待ってください」

言い残すと船長はキャビンを出て2階の操舵席へと移動します。「ガーラ(GTの地方名)は潮通しのよいところで狙います」(沖縄釣り大全)ですか。船をゆっくりと動かして、停めてエンジンを切りました。「はい、どうぞ!」よし。

画像デッキに出ます。風が吹いてます。波もかなり。。。船は風を真横に受けて、どんどん風下へと流れています。いわゆるドテラ流し。そして恐れていた通り、デッキは揺れてます。キャスティングの特等席、フロントデッキをひとりで使わせてもらいますが。。。マジですか。。。しっかりと立てません。ルアーを垂らして、風下に向かって投げてみます。が、足元がふらついてしまい、ろくに飛びません。糸ふけも出て、急いでリールを巻きますが、ルアーを動かす、どころではありません。これはまずいぞ。これじゃ釣り以前の問題だ。

「はーい、次の回収で待ってください。少し移動しまーす」

ふー、やれやれ。よろよろと後部デッキに戻ります。特等席はギブアップ。板橋ルアーマンと選手交代です。二階席から降りてきた船長を捕まえて、投げ方の基本レクチャーを受けます。

「まず投げる前準備ですが、ロッドは投げる方向と反対側のデッキ端まで行って構えます。この時、ルアーが必ず船の外、海の上に垂れ下がっていることを確認してください。安全上、投げるときに他のものや人に万が一にもルアーをひっかけないために、これは厳守してください」

らじゃ。

「そこからオーバーヘッドで投げるんですが、ルアーの重みをロッドに乗せる感じです。ロッドはゆっくりめに振り、ぱしっと止める。腕で投げるのではなく、ロッドをしならせて、その反発でルアーを飛ばすのです。これだと疲れません」

うむ。

「ルアーが着水すると同時にペールを戻して、糸ふけを取ってください。ルアーは着水したらすぐに動かし始めたほうがGTの反応はいいです」

よし。

「で、ルアーの動かし方ですが、基本はロッドを払ってルアーを動かし、ロッドを戻しながらリールを巻いて、の繰り返しです。ロッドの動かし始めにはラインが少し緩んでいるくらいがいいですよ。するとルアーがきれいにダイビングしてくれます。別注平政はダイブして水面下をくねくねっと泳いでアピールするルアーですから」

なるほどー。

次のポイントに来ました。といっても、周囲の景色はほぼ同じで、背後に島並み、その手前に環状サンゴ礁?に当たる白波が見えてます。そして、雲が切れ、なんと晴れ間が出てきました。日が差すと海の青さがいっそう増してきます。イメージ通りの沖縄の海。気分がぐぐっと高揚します。Kamajya号の後部デッキはフロントよりも平らで広く、そこで教えられたとおりにルアーを投げてみます。しゅぱっ。少し傾斜のあるフロントよりかなり投げやすい。着水でのラインカラーは6−7色めあたり。追い風参考ながらも飛距離は約60mくらいでしょうか。ロッドを横に振ってルアーを泳がせます。。。これがなかなかうまくゆきません。ラインが風で流されているせいか、ロッドを振るとルアーが海面で跳ねてしまいます。船長曰く「ジャークミス」だそうです。

「みやざきさん、もうちょっと速くてもいいですね」

ロッドをぐいっと横に振ります。。。くいんとルアーが海に突っ込み、海面直下をくねっと動くのが見えます。なるほどー、こういう感じですか。ロッドをぐいっと、ルアーはくいんと。。。

それから1時間くらい、船長は島並みに沿うように丁寧に船を流し替えていきます。私はひたすら別注平政を動かす練習に没頭します。くいっと引いてみたり、さーっと振ってみたり。波があると強めに引いて、波の中へとルアーを突っ込ませる。波が過ぎたら、少し待ってラインを緩ませてから、ゆっくりめに引く。それでも海面からルアーが飛び出るミスジャークはなくなりません。ルアーはタイプの異なるものを五つ持ってきてます。が、まずはこの別注平政をなんとか安定して動かせるようにならねば。投げて、引いて、巻いて、投げて、引いて。。。

どん。

え?

ぐんぐんぐん。

え、え、え?

「みやざきさん、ヒットですよ!」

それは突然でした。ちょうど大きな波にルアーを突っ込ませたタイミングです。ぐんぐん引いてます。ロッドを立てて、ロッド尻をギンバルへと突っ込みます。

「何だろう。。。カツオかなあ」

ロッドを立ててポンピング。。。

「あ、みやざきさん、ポンピングしないほうがいいですよ。バレます。ごり巻きしてください」

らじゃ。ゆっくりとロッドをあおりながら、リールを巻きます。が、さすがに沖縄の海、魚は激しく抵抗して、なかなか寄りません。ただし、あまり走らない。。。カツオっぽくないなあ。

二階席から下りてきた船長の指示で、船の最後尾、一段下がったデッキにゆっくりと移動します。ラインテンションを保ったまま。ロッドで上げてリールをごり巻き。。。リーダーが入って、海中に銀色の魚体が見えてきました。見た目、大型のカガミダイ?

「あ、GTだ。。。幼いけど」

船長が驚きの混じった声でタモを差し出しました。GT? まさかの初GT? 半信半疑で「幼いGT」をタモに誘導します。海面近くでもとくに大騒ぎもせず、素直にタモに入ってくれました。

午前11時57分。GT、ゲットー!!!!
画像
ロウニンアジ(GT) 市場魚貝類図鑑より
海水魚。体長は最大1mを超える。名前の由来は、大きくなると群れを作らず、単独で泳いでいることが多いためと言われる。汽水域や内湾、サンゴ礁、茨城県〜九州南岸の太平洋側・九州西岸に棲む(相模湾、駿河湾では幼魚が多い)。沖縄ではカマジーガーラと呼び、食用にする。安価。市場にはあまり出回らない。

憧れの「幼いGT」ひざ乗せ写真です。船長のカメラアングルが絶妙で、かなーり大きめに写ってますが、実測で6キロ。まさに「幼いGT」であります。しかし、GTはGT、大本命を初日にゲットできるとは。。。これを世間では「ビギナーズラック」といいます。わはは。もちろん、ちゃちゃっと写真だけ撮って、「幼いGT」はすぐにリリースしました。心の中で、次はお父さん連れてきて〜と念じたながら、でありました。

。。。


さてその後も、別注平政の練習は続きます。先ほどの「幼いGT」は、偶然にも波間でヒットしたので、GTフィッシングでよく見るバイト時の大きな水しぶきはなし。今度はぜひとも、海面バイトを見てみたい。欲が出ます。投げて、引いて、巻いて。。。

「出たー!」

今度は板橋ルアーマンでした。

「引く〜」

画像フロントデッキの先でロッドを大きく曲げてます。これは「幼いGT」よりもかなりデカそうです。ルアーを急いで回収して、フロントデッキに移動、サポートに回ります。船長もタモを手にやってきました。じじじー。リーダーが入りそうになった途端、魚は反転してまた潜ってしまいます。これはナイスなサイズ。しかし、船長が悔しそうにひとこと。

「GTじゃないねー」

え?

タモに収まった魚をしげしげと見ると、少し魚体が細め? でもサイズは「幼いGT」を優に上回ってます。。。ホシカイワリ、8キロでした。GTより美味な魚だそうで、船長キープ。こちらもひざ乗せ写真をパチリ。うん、こっちがデカいわ。ブルポップ、いい仕事してます。これで沖縄遠征、ふたりともボウズ回避です。よしよし。

さらに船は移動します。
板橋ルアーマンも釣果がでたことで、ブルポップ継続。私は相変わらず、別注平政です。沖縄本島へと少しずつ戻る感じで、ポイントを替えて、ルアーを撃っていきます。投げて、引いて、巻いて。。。しかし、水面を割るような大きなアタリは来ません。ブルポップには幾度かチェイスがあったようですが、別注平政は沈黙です。そのまま午後4時を回ったころ、さすがに体力の限界か、ポイント移動に合わせて、キャビンで転寝は始まりました。そしてそろそろ最後の流しかというタイミングで、私は見てしまいました。

ルアーを投げて、引いて。。。と、海面が大きく波立ち、ルアーがダイブしたポイントで大きな水柱が立ったのです。よっしゃ、来た〜。。。あれ? 乗ってない? 

「みやざきさん、合わせちゃダメです。GTは相手合わせ。バイトが来たら、むしろ少しスピードを落とすぐらいで、決して合わせちゃいけません」

げげ。

悲しきルアーマン、目でアタリを見たとたんにロッドを立ててました。見事にすっぽ抜けです。く、くー。泡だらけの海面を見やりながら、引いて、巻いてをゆっくり繰り返している茫然自失の私。く、悔しい。そして、これが初日の最後のバイトでありました。


午後5時。
糸満フィッシャリーナにKamajya号は約1時間かけて帰ってきました。もちろん、初GTをゲットできたので、ルンルン気分です。船上でタックルを水洗い、そのまま長いロッドは船のキャビンに預けることにしました。さて明日に向けての課題を船長に伺います。
「別注平政の動きはよかったです。そうですね。強いて言うなら、もうちょい飛距離が欲しいかな。みやざきさん、リーダーをリールに巻き込んでたでしょう」
はい。ジギングのときと同じで5mでやってました。
「今夜、ノットを結び直すときにリーダーを短くしてみたらどうでしょう。私の場合は第一ガイドあたりにノットが来て、PEを指ではさんで投げてます」
らじゃ。

大きく船長にうなずきながらも、その夜おもろまちの居酒屋で祝杯を重ね、そのまま宿で爆睡してしまったことは、船長には内緒です。

本日の釣果:GT! 6キロ

追記)ガーラについての解説(沖縄釣り大全より)

ガーラの種類は実に多い。ざっと数え上げても約40種類にのぼる。和名でヒラアジ、方言名でガーラ。しかし、同じアジ科のガチュンやヤマトナガイユーなどはガーラとは呼ばない。(中略)一般に背丈が高く体の巾は平べったい。ガーラの大物として釣れるのがソージと呼ばれる仲間でムスジアジ、ロウニンアジ、カスミアジ、サンスンアジがあり、ロウニンアジなどは1メートル余になる。

追記2)GTについて(船長見解)

GTフィッシングのターゲット、GTとはジャイアントトレバリ(Giant trevally)の略称で、沖縄ではロウニンアジがGTフィッシングの本命魚である。








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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
用はこれだったんですね😁オキノセ行ってる場合じゃないですね❗キャッチおめでとうございます👍
ささだ
2017/11/30 20:47
> ささださん

やりましたよー。まさに船長もビックリのビギナーズラックでした。いえいえ、用事は別件でしたけど、釣果はどうだったんでしょう。また今度、誘ってください。
みやざき
2017/12/01 11:25

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