岡山の釣りと岡山ラーメン@浅月

画像週末は仕事で岡山。
土曜日の早朝に時間があったので、新岡山港に釣り場のチェックに出かけました。実はこの港で以前一度だけ、ルアーを投げたことがありました。まだシーバスを始めたばかりの頃で、港の一番奥の岸壁から1時間やってみましたが、アタリもなしの完全ボウズ。それで今回は、まずは地元の釣り氏たちの釣りモノを見てみようというわけです。

前夜の焼酎が残った午前7時過ぎ。
小豆島行きのフェリーがちょうど出航する頃合に、新岡山港フェリー乗り場に到着しました。瀬戸内海に向かって、右手がフェリー乗り場、左手は公園になってます。公園前の駐車場に車を停めて、西へ歩くとすぐに遊歩道のような護岸に突き当たります。外海に向けて、ルアー?を投げている釣り氏を発見(冒頭写真)。
「どうですか?」
声を潜めて尋ねると「今朝はぜんぜん、ダメです」と苦笑い。よーく見ると、ソフトルアー(ジグヘッド?)をキャストして、フリーフォールさせて探っている様子です。
「何を狙ってるんですか」
着底ですいっとしゃくり、フォール、すいっとしゃくり、フォール。
「チヌ(クロダイ)ですよ。ここは実績あるんですけど、今日は反応がありません」
ほ、ほう。。。

しばらく見学しましたが、コメントどおりに何もなし。そこで護岸をぐるりと歩いて、フェリー乗り場まで行ってみます。途中の護岸には釣りの姿なし。フェリー乗り場を過ぎて、その裏側の岸壁に三人の釣り氏が長い竿を出してました。ラインの先には細長い長方形の反射板が、まるで七夕の短冊のようにたくさん、ひらひらとついてます。釣り氏は長い竿を小刻みに上下して、サカナを誘ってます。
「飯借(ままかり)を釣ってるんよ」
右端にいた老人が教えてくれました。その老人に寄り添うようにして、若い女性も竿を上下しています。足元のバケツには、小ぶりのサカナが10数尾、泳いでました。
「▲□×しか釣れないんですぅ」
サカナの名前はまったく聞き取れませんが、どうやら関東で言うヒイラギのような平べったいやつ。彼女が竿を上げるとそいつが2~3尾はついてます。
「から揚げで食えるよ」by老人
「じっちゃん、アタシは飯借が釣りたいの」


画像「あ、来たぁ」
しばらく様子を見ていたら、彼女が歓声を上げました。土産物やさんで売っている岡山名物「ままかりの酢漬け」よりはかなりデカイ、飯借が一尾、かかってます。
「これ、焼いてたべるんですか?」
「うんや~。頭と腹を取って、生のまま酢につけるっさ。2、3日で骨まで食べられるくらいに軟くなるよ」by老人
あまりに美味しいので、飯が進み、お隣りから「飯を借りて」くる破目になるから、飯借(ままかり)なんだとか。
「ままかり針のサビキに、サカナを集める反射板をつけてやるのが、ここらのやり方だ。俺らは8本針だけんど、うまいやつは16本針でバンバン釣ってるよ。ほらあっち」
指されたのは、フェリー乗り場の反対側。潮通しのよさそうな護岸先端にも釣り氏の群れが集まってます。
「あっちは飯借よーけ釣れるけど、常連が朝早くからやってるさ。オレらのような家族連れはなかなか入れん」
「ルアーは投げないんですか」
「ルアー? 見んなぁ」
。。。
その後、護岸をひととおり見て回りましたが、墨跡なし、ルアーマンもいませんでした。どうやら次回はサビキとナイフと酢とジップロック持参でオッケーなようです。

さて、岡山でのもうひとつの楽しみは、地元のラーメン。
画像今回は地元の方が「岡山ラーメンではいちばん好きじゃ!」と推奨してくれた岡山駅西口側、徒歩3分の「浅月」に行ってみました。
こちらと、その向かいにある「冨士屋」がいわゆる岡山ラーメンのルーツらしく、創業は戦後間もない昭和23年。
「誰もがお腹を空かしていた時代に、初代が苦慮を重ねて、飲むだけで満腹感のあるスープのラーメンを作った。それまで岡山の主流であった薄口スープと異なり、豚骨を強火でスープが白濁するまで煮込んだ、こってりスープは多くのお客様の支持を得ました」(お店のうんちく書きの抜粋)
注文したのは、デフォの「中華そば」650円。
というか、こちらにはそれしかありません。後はトッピングの選択と、ごはんもの、ギョウザくらい。
お店はカウンターと追い込みの座敷とテーブル席がいくつか。お昼時でしたが、さっと座れて、しかも、ラーメンもあっという間に出てきました。

画像じゃーん。中華そば 650円。
メニューの写真では、上品な盛り付けで、チャーシューが4枚と刻みねぎとメンマがきれいに並んでいたんですが、出てきた丼には、スープがなみなみと入ってます。
さっそくスープから。。。お、これは。。。思い出しました!
以前、飲み会の帰りに食べた「山冨士」(同じく岡山市内)の「ねぎぞば」ラーメンとよく似た味わいです。いわゆる「醤油だれ豚骨スープ」。かなり濃厚ですが、しつこい感じはしません。麺を箸ですくうと、長浜のような細めん。これなら茹で時間も短いでしょう。さっと出てきたのも分かります。チャーシュウはロースの薄切り4枚ですが、味がしっかりと染みててうまいです。メンマも同じ。なるほど、地元推薦の岡山で育った岡山ラーメン。
かなりうまかったです。しかも、店が違うのに、山冨士と味がほとんどぶれてないのにも、少し感動しました。今度は向かいの「冨士屋」の中華そば、かな。



浅月 本店 (あさつき)
岡山県岡山市北区奉還町2-5-25
TEL 086-252-1400
営業時間 金~水・祝 10:30~21:00 木 10:30~15:00
不定休
駐車場なし

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この記事へのコメント

2013年11月10日 17:26
みやざきさん
こんにちは。毎週日本各地を飛び回っていますね。
わたくしメが静岡に来始めた当初、静岡弁は「~~ら」と語尾に「ら」を付けるのを特に耳にしました。関東で言う「~~だ」と同様な使い方で!
あるとき釣りをしていると、釣り上げた魚を見て地元のおっさんが「ジンダべ」ら!と言って魚を指しました。わたくしメは「ヒイラギ」のことを静岡では「ジンダベ」って言うんだ!
と言うと、違う「ジンダベ」ら!と2回ほど繰り返す。
????わたくしメがだから「ジンダベ」と言うと、
違う「ジンダベラ」!だよと
そうか!「ジンダベラ」だね。と
方言があると言葉は難しいと感じましたね。
岡山も「ジンダベラ」ですかね?
地方により魚の呼び名が違うのもまた面白いですな!
みやざき
2013年11月10日 18:39
> わたくしメさん

こんばんは~。
ジンダベら、笑えます! でも確かに魚の呼び方は各地で色々ですよね。お陰で日本のあちこちで、飲み屋の肴が意味不明なんてことがよくあります。岡山の飯借(ままかり)もよ~く見ると、寿司ネタのコハダのようでもあるし、横浜港でよく釣れるサッパのようでもあるし。大阪の取引先でメジロ自慢をされたときも、しばらくは野鳥のことだと思い込んでました。最後に魚拓を見せてもらい、あ、ワラサか!と。
あのヒイラギみたいな魚、岡山では何と言うのでしょうね。次回、是非とも釣り上げて、確認してみます。
☆★ume★☆
2013年11月10日 21:07
仕事の合間の調査お疲れ様です。
方言かどうかはわかりませんが、
マル・ヒラをウズワとシブワって言うみたいですね。
後、ハマチにネリゴ…。
もー何がなんだか。
あ、こっちの浜は時化男が
揃ったので不発でした。
みやざき
2013年11月11日 07:45
> ☆★ume★☆さん

おはようございます。
昨日は全国的に荒れ模様だったようですね。私はタックルの手入れなど、家でじっとしてました。魚の呼び方は地方で様々。。。というか、おそらく遠い昔に地元で呼び始めたものを、ある日学術的に統一しようとして、正式名称が定められたってことでしょう。特に、中央市場に流通しないサカナはもう名前はあれこれ。。。いわば、地方名(俗名)が本来の名前で、正式名称は学者だけが使うもの? 図鑑にもそんな感じで書いてありますし。この夏、玄界灘で船に乗ったとき、ヒラマサ、ヒラマサと私が連呼していたものだから、あの若潮丸のホームページには私の写真と「みやざきさんはヒラマサを釣りました」という説明書きが載ってました。しかし、前後の記事には「●×さん、いいサイズのヒラゴ(ヒラマサ?)」とか、しらっと書いてありましよ。
電気屋
2013年11月13日 11:04
以前、電ジグの注文もらった時に
”アブコ用に使いたいけれど釣れますか?”
アブコ?
思わず調べちゃいました!(笑)
ワカシでした・・・
魚の地方による呼び方はホント違うし
日本中へ発送しているから多少覚えないと
なりませんね!(笑)
みやざき
2013年11月13日 12:21
> 電気屋さん

こんにちは~。
横浜は急に寒くなりました。今朝は駐車場でなんと4度! そろそろ寒いサーフから暖かい埠頭に移動したくなります。魚の呼び方はほんと色々ですが、出世魚の名付け方もローカルルールがあって面白いです。浜では大抵体長が基準ですが、船だとこれが重さだったり。ちなみにワラサは3キロ以上だとか?