新年アカムツまして、真鶴沖で中深海ジギング

画像新年2回めの出撃は、中深海の高級魚、赤いダイヤと言われるアカムツ狙いです。しかし、正月明けに予定していた小名浜からの船は強風であえなくキャンセル。急きょ予約を取り直して、地元神奈川は真鶴のルアー船に乗り込みました。駿河湾マダイ空振りからの2018年度ジギング第2戦、果たしてアカムツは微笑んでくれるでしょうか。

午前5時半。
まだ真っ暗な真鶴港ですが、Yoshi丸が係留されたふ頭にはドラム缶焚き火が赤々と燃えてます。
「海が荒れて船が出てないから、アカムツは溜まっているんじゃないかな」
焚き火守りの大船長。今朝は青物船担当だそうですが、嬉しい観測を披露してくれます。すると横から、中深海担当の若船長が顔を出し「いちばん軽いジグってどの位もってきました?」「230grかなあ」もうひとりの中深海マンも220グラムだそうで。「ですかー、今日は浅いところから始めますんで」「どのくらい?」「150mから」ほう。

真鶴沖は一昨年から通ってますが、狙う水深はだいたい200~300m、潮が緩いので、ジグはほぼ水深と同じ重さ、220~250grメイン。今朝もそういうわけで、タックルは3オンス(ジグ230gr)と4オンス(同300gr)の2セットを持ってきました。水深150mだと?「お勧めは180grくらい。レンジを上げて、クロムツも狙ってみましょう」らじゃ。

真鶴港を出たYoshi丸は、真鶴半島を背に東南へと進みます。港を出ると北東からの風が急に強く吹き付け、波もかなり荒れてます。大揺れしながら30分ほどで最初のポイント到着、宣言通り、水深は150mでした。アカムツ実績ジグ、クランキー230grを落とします。下界と異なり、海の中は穏やかなようで、ラインはほぼまっすぐ、風に流される分は船長が細かく船を風上に動かしてくれます。着底からゆっくりジャーク。アカムツだけなら5m以内ですが、船長の指示通り、クロムツ狙いでレンジも上げて、10mくらいまで上げて落としてを繰り返します。

お。

オオドモに陣取った同船者が竿を曲げてます。しかし、反応がイマイチなのか、首を傾げてます。巻いてます、巻いてます、巻いてます。。。うーん、残念。細長いギスみたいな魚でした。そんなやりとりを横目で見ながら、上げて落として。。。ナッシング。移動。

そこから浅場メインに1時間ほど、ポイントを変えてしゃくりますが、魚信なし。船は大揺れ、風もピューピューで、船長が風裏への移動を決断します。西へ、ちょうど上がってきた朝日を背に、真鶴半島の先を横切り、湯河原沖へと向かうようです。この間に持参したコーヒーを携帯ポットから飲んで暖まり、コンビニで買ったドーナツを頬張ります。それでも甲板に座っているとかなり寒い。。。

「290mです」
真鶴半島を回り込むと、あっと驚くほどに風が弱まりました。波も穏やか、水深もいつもの中深海になりました。クランキーをしまいこんで、スパイナロウ(N)300gr、長さ22センチを取り出します。スパイVと並び、知る人ぞ知る、真鶴アカムツ鉄板ジグであります。が、私はまだこれでアカムツをかけたことはありましぇん。というか、こっちではたぶん初めて使います。なぜなら。。。

細長いジグは重さの割に引き重りが小さい。=>潮の影響を受けにくい=>潮がきついところで活躍=>潮と言えば外房! というわけで波崎からのアカムツではよく使ってきました。ただ、波崎でもアカムツはまだ釣れてませんが。。。

真鶴沖、やはり潮は素直です。ジグはほぼまっすぐに落ちていきます。

あー。

なにやらオオドモから声です。またもや同船者が何かかけたみたい? しかし、海面直前でバラし?

ボフッ。

着底の感じでは海底は砂地かあるいは泥。そこからゆっくりめに持ち上げて、すぐにフリーフォール、ハンドル4分の1巻きでラインが張るのを待ち、またゆっくり上げます。これを5mくらいまで繰り返してワンセット、次はロングフォールで5m、さらには底ベタで竿先を細かく動かすパターンから放置プレイを試してみます。名付けて、みやざき式アカムツ狙いの3セット。

くん。

お。

ロッドをあげると、たしかに重みがあります。が、魚信? とにかく巻きます。負荷が少し重くなり、それでもアカムツっぽい暴れは皆無。。。この感じはイカ?。。。じゃなくて、相手は隣りで釣り始めた船長のラインでした。テイルフックがラインを引っ掛けて、オマツリ。。。はー。

気を取り直して、再度投入します。みやざき流、アカムツパターン3セットを繰り返します。何度めかの着底、そこからのゆっくりしたしゃくり上げで、ずん。竿先に負荷がかかりました。

うん?

ロッドで合わせつつ、視線は右、船長の手元を見ます。またオマツリ? あれ。。。船長の手にはジグが。。。つまり、船長はジグをちょうど回収してるところでした。ということは?

上げたロッドの先が重みで曲がっています。波で船が揺れても、曲がりが戻りません。これって魚?

「俺、マツッてないよ」と船長。

あわてて、巻き始めます。ひさびさ、290mからの回収。外房や小名浜沖ではサメが食ってくるので、早巻きが流行ってます。が、真鶴沖では女々巻き、つまり、慎重にゆっくり目の巻きが主流であります。ゆっくり、ゆっくりと自分に言い聞かせながら、巻きます、巻きます、巻きます。うーん、アカムツっぽい暴れがまったくありません。グインとたまーに抵抗しますから魚でありますが、それ以外はただひたすら、重い。

「どう?」
「うーん、何でしょう」

グイングイン。

お、突然、魚が体をひねって、ラインを強く引き込みました。それはまるで。。。マダイの三段引き。まさかの駿河湾マダイリベンジ、それが相模湾で?

やっとリーダーが見えて、その先、くるりんくるりんと回りながら、赤い魚が上がってきます。

「マダイですねー」
「なに、寝ぼけたこと言うてるんねん!」

タモを出してくれた船長が笑ってます。

え?

画像目を凝らして見ると、そこにはアカムツ。体長35センチ、600grくらいでしょうか。じゅうぶん刺身サイズであります。新年初アカムツ確保、やっほー。さっそく記念撮影をぱしゃ。そのままビニル袋に放り込み、船備え付けのクーラーから氷をもらって、冷やします。その間、たぶん、満面の笑み、だったと思われます。はい。

さて、釣りは続きます。
相変わらず、オオドモでは同船者が竿を曲げてます。が、本命はなかなかこない様子。右舷胴間でリモコン片手に竿を出している船長にはクロムツが来てます。200m前後で何度か流し変え。しかし、私のスパイN300grには反応がありません。160mになったので、今度はアーク230grを試してみます。暮れに小名浜でアカムツを2本かけた実績ジグ、果たして相模湾では。。。と1時間ほどしゃくりますが、ナッシング。場所なのか、船のポイントへの入り方なのか、はたまた腕の差か、オオドモだけはけっこう反応あり、いっぽうミヨシ側は沈黙。そろそろ沖上がりで、船が大きく沖へと、つまり、深場へと移動しました。250mくらい。そこでスパイN300grに戻します。すると。。。

あ、来た。by オオドモの同船者。
同じく、あ、来た。by 私。

ほぼ同じタイミングでダブルヒットです。私の方はベタ底でぐぐん、と食ってきました。

えー。マジかよー。

胴間の船長がひとり残りで、焦ってます。

巻きます、巻きます、巻きます。。。その時、船長がさっとロッドを振り上げ。。。

なんか来た。 by船長。

きゃはは、まさかのトリプルヒット! これが全部アカムツだったら。。。などと妄想しながら巻きます、巻きます、巻きます。。。うーん、ぜんぜん暴れません。これは本命ではなさそう。。。最初に上がってきたのはオオドモ。。。残念、またもや、ギス! でした。次は、「軽い~、軽い~」と首を傾げてた船長で、色違いのシロムツ。そして、私は。

赤い魚!

しかし。。。

デブってる。

画像上がってきたのは、ユメカサゴでした。体長25センチとナイスなサイズでキープです。刺身でも煮付けでも美味そう。。。そして午前10時過ぎ。半日船のYoshi丸は、ここで沖上がりとなりました。結局、船中アカムツは一本だけ。その一本をモノにできたので、新年早々、大満足であります。

本日の釣果:アカムツ35センチ、ユメカサゴ25センチ

使用タックル:
ロッド:オシアジガーインフィニティ B634
リール:オシアジガー 2000NRPG
ライン:ファイヤラインカラード 1.5号x1000m
リーダー:バリバスフロロカーボン 30ポンドx5m
アシストフック:ボーズレス ツイン2/0 4cm
アタリジグ:ディープライナー スパイN 300gr
(カラーは写真を見てください)

おまけ:Yoshi丸船長に撮ってもらったスナップ

画像






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この記事へのコメント

あおみの
2018年01月16日 20:36
新年そうそう、アカムツゲッツ!
おめでとうございます!

福に赤と、今年も縁起いいですね!
ナローは相模湾でもいい働きするんですね!

やはり行かなかったんですね~…
僕も金曜昼に電話したら深場ムリと言われたのでキャンセルしました。

早く初釣りしたい!
☆★ume★☆
2018年01月17日 08:51
いやぁ、おめでとうございます。

カサゴやホウボウでもなくアカムツ。
赤い魚シリーズでは大本命ですね、お見事。

私も早く釣りたい…
みやざき
2018年01月17日 09:45
> あおみのさん

ありがとうございます!
ナロー、いけますね。一本しか持ってないんですが、今回はいい仕事してくれました。スパイVじゃなくてNを使った理由は特にないんですが、Vでも釣れてたかなあ。小名浜はナナミさんからのメールで出船取りやめを知り、すぐに真鶴に電話してみました。来月の波崎スローも予約しましたよ。
みやざき
2018年01月17日 09:49
> ☆★ume★☆さん

ありがとうございます。
まさかの新年早々、幸運にも釣れて?ました。引きがぜんぜん弱いので違う魚の感じだったんですが、針の掛かり方で暴れ具合が変わるのかな。ほんとにびっくり。週末は駿河湾です、天気がよければ、ですが。もうひとつの赤い魚、マダイリベンジ、がむばります。

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