中深海ジギング、今度は虎狩り! (東京湾オフショア)
低気圧が急接近の土曜日、「出るよ~」という船長のひと声で行ってきました。1ヶ月ぶりの東京湾中深海ジギングです。いつもようにエサ釣り主体の五目船に便乗、途中から雨パラパラでしたが、海の方は穏やかで、魚のほうもポツポツと釣れてまずまず。そして最後にまさかのビックリが待ってました。船宿到着は午前7時過ぎ。横浜金沢港の修司丸です。
「今日は風がピューって来たら、すぐ引き返しますからね!」
乗船時に船長からの声がけ。異論はありません。予報では午後から南風が強くなり、波も夕方には5mを超える大荒れ。そんな海では釣りどころではありません。
「電動リール、使い方分かりますか?」
同船しているのは、エサ釣りの団体さん6人、なかには初心者が数人いる模様。あれこれ教わりながらの仕掛けやリールのセットに時間がかかっています。ルアーマンは私ひとり、ミヨシ(舳先)を独占です。スローピッチ3オンスと4オンスのタックルをそれぞれ準備します。
100号オモリのエサ釣りと同船なので、ジグはお祭り防止で最低270grというのが船長指定です。今日はクランキー290grゼブラグローを4オンスに、引き重りが小さいスパイV300grグローを3オンスにセットしました。
出船は7時半。
左手に八景島シーパラダイスを眺めながら金沢港を出ると、第八修司丸は全速で凪の東京湾を南下します。準備を終えた私は操舵室前下船室で快適にひと眠り。。。
「はい、準備して~」
45分くらいでポイント到着。右手に剣崎?らしき岬が見えます。
「水深は160mです。いっせいに落とさないと絡むから、準備できてもちょっと待っててね~。準備できた? それじゃあ、はい、落としていいよ~」
エサ釣りのタイミングに合わせて、クランキー290grを前方に少しキャスト、そこからラインカラーを見ながら底取りです。。。こつん。底です。ラインは170m出ています。あまり潮は流れていない? 糸フケを取って、ロッドでゆっくりとあおり、ロッドを下す(ジグをフォール)タイミングでオシアジガー2000NRPGを半回転巻きます。ラインが張ったら、またロッドをあおり。。。
グイーン!
え?
ぐいんぐいーん。
「みやざきさん、やるね~」by船長(スピーカー)
え? まさかの第1投めでヒット?
リールを巻きます。ロッドがかなりたわみます。重いです。これは前回の鬼カサゴ並み? 巻きます。水深160mからですから、早まきでもたっぷり1分はかかります。ラインカラーであと10m。。。リーダー。。。海面に見えたのは。

なーんだ。
クランキーについていたのは、ぶりぶりと太った40センチのマサバでした。重いわけです。そのまま引っこます。はー。
「サバじゃしょうがないね~」
船長はすかさずポイント変更です。
「今度はちょっと深いよ~。210mだからね。そこから少しずつ浅くなるよ~。時々底をとってね、そこから少し上げて待ってみて」
クランキーで続けます。底を取って、ハーフピッチのスロージャークジギングで底から5mくらいまで。いわゆる底ネチで探ります。たまーに底付近でプルプルっと来るのですが、なかなかフッキングせず。魚が小さいのか。フックのセッティングが良くないのか。船長は210mから180mくらいまでの傾斜を繰り返し、流します。
ズーン。
何度めかの流し。底からのスロージャークで明らかに重くなりました。リールを巻くと確かに魚のプルプルがあります。慎重に巻きます。巻きます。巻きます。。。

あー。
赤っぽいのでドキッとしますが、ノドクロカサゴ(一般名、ユメカサゴ)、25センチでした。
これも美味しい魚ですので、キープです。
。。。
その後、少しずつ波が立ち始めた東京湾ですが、風は北からで変わらず、雨もパラパラ。なんとか昼過ぎくらいまで釣りはできました。団体さんのエサ釣りはあまり上手く行かないようで、船中はずっと静か。歓声が上がったのはサバの一荷(3本掛け!)でロッドが大きく曲がった時くらいでした。鬼カサゴ狙いだったようですが、残念ながら、本命は型を見ず終い。ルアーはというと、サバ、ユメカサゴの後は、ヒメ、フグ、シロムツと続いて、パッとしない魚種ですが、なんとか五目達成。バレたり、フッキングできなかったアタリも何度かあってそこそこ楽しめてました。
写真左から、ヒメ、フグ、シロムツ。



「今日は天気予報も良くないし、そろそろ上がりましょうか」by船長。
時計は午後1時を回った頃です。雨混じりの北風はけっこう冷たく、手はかじかんでます。それでは最後にと、スパイV300grグローを4オンスタックルに取り付けて、ミヨシから前方にキャストしてみます。スパイVはフォールでクネクネ、身をよじりながら落ちていきました。水深は170m。ラインカラーで100mくらいまで落ちた時でした。
カツンカツン!
フォールで何か食ってきてます。
カツンカツン!
この引き方は。。。サバかあ。
それでもロッドをグイーンと曲げてくれますから、回収はなかなか楽しいです。ロッドで上げてみたり、リールで早まきしたり。それでも100mからなかなか上がってきません。。。ラインカラーでようやく残り10mから。。。リーダー。。。
何これ?
海面に見慣れない、しかし、大きな魚体が泳いでます。見た目、フグのようです。しかし、その体は黒くてデカイ。。。
「うわ、なんだこれ。こんなの見たことないぞ」
タモ片手にやってきた船長もビックリしています。タモが届かないので、ミヨシから下ります。ロッドで魚体をタモに持って行きますが。
「ダメだ、デカすぎてタモに入らない」
それでもなんとか、取り込み成功!
体長が60センチを超えるデカイフグ、横から見るとまるでトトロです。団体さんもやってきて「きゃー」とか「でけえ」とか大騒ぎ。そして、衝撃のひと言が。「これって、トラフグですよ」
えー? これがあの超高級魚、トラフグ? まさか!
「間違いないよ」
「わー、初めて見た~、怖い~」
「ね、船長、このサイズだといくらくらいだろ?」
しかし、こんなデカイのどうやって持って帰るの。それにトラフグとは言え、毒魚でしょ。素人にはさばけないし。。。たしか、免許ないと調理しちゃいけなんでじゃ。。。
「そんな事、ないらしいわよ」by船宿の女将さんも。「免許なくても調理はできるわよ。血をしっかり抜いてやって、それと火を通すとか」
うーん。
戻った船宿では熱々の味噌汁(ホタテ入り)が待ってました。ハフハフ、いただきながら、しばしトラフグ談義です。聞くと団体さんは皆さんで電車釣行だとか。持って帰るのはクーラーボックスだけで、後は全部レンタル。そういうお手軽な中深海釣りもまたヨシです。
本日の釣果:トラフグ 65センチ、ユメカサゴ、シロムツ、マサバ、ヒメ
追記)主な使用タックル
4オンスタックル:
ロッド: PALMS-ELUA メタルウィッチMTGC634SF
リール: シマノ OceaJigger2000NRPG ハンドルアームのみ3000
ライン: バークレー スーパーファイヤーラインカラード 1.2号x600m
ショックリーダ: VARIVAS VEPフロロカーボン 20LBx3.5m
当たりジグ:
ディープライナー SPYファイブ 300gr グロー
SFC クランキー 290gr 紅白ゼブラグロー
使用アシストフック:
オーナーばり カルティバ ロングアシストフック
フロント:3/0-4cmおよびリア:4/0-5cm (針はジガーライト早掛)
追記2)超簡単! 男の釣り魚料理 「マサバとヒメのフィッシュバーグ」

サバも毎回シメサバでは少々飽きてきました。そこで今回は小骨の多いヒメと一緒に、ミンチにしてみました。目指したのは、あっさり美味しいフィッシュバーグです。手順はミンチにするところが手でやると少々手間ですが、その他は極めて簡単。あっという間に出来上がります。ちなみに、小型のプロセッサーがある我が家では、ミンチ化も手抜きで数秒。さてまずは、サバとヒメを3枚におろし、皮を引きます。ヒメは小骨があるので、気になる人は包丁で叩いて、骨を散らすのもアリかも。私の場合は、フライパンで焼くと小骨は気にならないくらいの食感なので、そのままフードプロセッサーに放り込んで数秒。粗挽きミンチに加えるのは、おろし生姜、醤油、味噌、それとつなぎに小麦粉。これをボウルでこねて、油をつけた手で丸めて、フライパンで焼きます。みじん切りの野菜(人参、ピーマンetc)を軽く炒めて、ミンチに混ぜるとなおいっそう味わいがでそう。熱々のうちにいただきました。味はちょっとさつま揚げ風、うまいです。
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