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zoom RSS 冬の東京湾オフショア、ルアータチウオに行ってきました

<<   作成日時 : 2018/02/13 08:23   >>

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画像シベリアから次々とやってくる寒気団のせいで、日本海側は大荒れ、その嵐が太平洋側にも抜けてきて、ここのところ、予約した船はキャンセル続きです。今週も茨城県の波崎から出るスロージギング船が強風で出船取りやめに。風予報では真鶴方面も厳しそうなので、「困った時の東京湾」というわけで、急きょ新山下から出るルアータチウオに行ってきました。

午前7時。
ほぼ満員の20人!のジギンガーを乗せて、ワタナベ丸は新山下の桟橋をゆっくりと離れます。岸から船宿のおばさんが目を凝らしてます。どうしたんだろうと思ったら「ライフジャケット点検」だそうで。そうなのです。この2月からライフジャケット着用が法律で義務化されたのでした。しかも認定マーク(桜印)付きじゃないとダメだとかで、右隣りの電車釣行マン、新たに買うのもシャクなのか、ルアーマンには珍しくオレンジ色も鮮やかな船宿貸出ジャケットを着けてます。
「淡水でプラグ使ってずっとやってまして、ジグは去年からなんですけど、ジギングは奥が深いですねー」
はい、まったく同感であります。ようこそ、ジギングの魔界へ。

奥が深いと言えば、タチウオジギング。
オフショアタチウオも4年めになりますが、なんかイマイチ、しっくり来てません。夜行性のタチウオが昼間でも釣れると聞いて、オフショアのルアータチウオを初めてやったのが2015年初夏の東京湾でした。手探りの釣行。。。しかし当日の船長指示タナはたったの「10m」。。。もう海面にタチウオがバシャバシャで、ジグを落としたらすぐにバイトという、アクションも工夫もまったく要らず、でした。朝夕のワンチャンスでようやく1尾というショアジギングからするとまったくの別世界、これは楽勝と思ってしまいます。ところが。。。回を重ねるごとに釣果は急降下。。。東京湾タチウオアクション(いわゆるジャカジャカ)をあれこれ試したり、鉄板というどピンクジグを買い込んだり。。。無駄な抵抗?を繰り返しますが、なかなか釣果は上がりません。今日も船長「渋いよ〜」なので、期待薄?

「みなさーん、聞いてください」
船長のアナウンスです。ワタナベ丸は首都高の高架下をゆっくりとくぐり抜けてます。右手にバブリーTycoon、行く手正面には横浜ベイブリッジ。
「タチウオでいくつか注意事項でーす。まずはリーダーですが、40ポンドにしてください」
うん? 確か船宿の案内には「先糸、50ポンド」って書いてあったはずですが。
「最近、食い渋っていて、リーダー細めにしないと食いが悪いです」
なるほど。
「それから、タチウオのタナはしょっちゅう変わります。私がタナを言いますから、それにシビアに合わせてください。タナは底からです」
ふむ。
「タチウオは落とし込みで食います。タナを合わせたら、落とし込みに注意してください」
落とし込み? なに? フォールってこと?
「今日は走水まで行きまーす。水深は70mくらい、ジグは150grでお願いします」
なぬ。ジグの指定とは珍しい。20人も乗っているので、重さを合わせてオマツリをしないように、ということですか。

ワタナベ丸は快調に東京湾を南下します。心配していた風も波もふつう。空は曇っていますが、さほど寒くはありません。持ってきたタックルは2オンスと3オンスのベイトふたつ。そして、ジグはタチウオに通用しそうなものを、40grから300grまでケースいっぱい揃えてきました。アクション(じゃかじゃか)、カラー(どピンク)に加えて、東京湾タチウオジギングの特徴である「ジグの取っ替え引っ替え」大作戦。私は基本的に「釣りの途中でジグは頻繁には変えない」派でありますが、昼間のタチウオはジグにすぐスレるという説もあり、今回はジグをじゃかすか変えてみるつもり。

午前8時。
画像走水(横須賀)沖にはタチウオ遊漁船が餌釣り、ルアー釣り合わせて26隻!も集まってました。これは「釣れてるから」か、ほかにめぼしいポイントがないからか。釣り始めて、どうやら後者の気配だとわかってきます。船が止まり、船長の合図でまずは定番どピンクのブランカ140grを落とします。
「水深67mでーす。反応は底から15mまで、必ず底をとってから巻いてくださいねー」
着底からじゃかじゃか。。。
「あー、沈んだなー、10m」
「おっと、今度はまた上だ、15m」
ほんとに船長の指示だなはめまぐるしく変わります。ラインカラーをよく見ながら、しゃくって落として、しゃくって落として。。。ナッシング。移動。

といっても、迂回して潮上に船を入れ直すだけ。

「はい、いいよー」
さっそくジグチェンジ、スピードフォール銀赤、150grです。ブランカがひらひらフォールなのに対して、ずん胴のスピードフォールはまっすぐに落ちます。たぶん、着底は一番速い。すぐに着底であおります。タチウオの群れが切れ切れに入ってくるのか、タナがしょっちゅう変わります。じゃかじゃか、ワンピッチワンジャーク、ロングフォール、いろいろ試します。が、アタリは来ません。周囲の船にもタチウオ上がらず。船中は(右舷胴間なので左舷は見えませんが)ここまで、声なし。すると、右隣り、電車釣行マンがロッドを曲げてます。

「底べったりでした」

上がってきたのは、でっぷり太った指4本! おります。タチウオはたしかにおりますです。しかも、垂涎の良型。。。うーん、何が違うんだ? ジグはどピンクのひらひら系、アクションは緩めのワンピッチジャークです。釣れる人の真似をしろ。すぐに私もどピンクのブランカに逆戻り、アクションもワンピッチジャークでやってみます。というか、左隣りのルアーマンも私とまったく同じリアクションで苦笑い。しかし、お互い釣れませぬ。

「来ました」

不振の2人がワンピッチジャークで頑張るのを横目に、若さの電車釣行マン、またまたロッドを曲げてます。

「底べったりです」

えー?

上がってきたのは、これまたナイスなタチウオ、F4プラス。銀色のナイスバディが足元を跳ね回っています。しかも、今度のジグはパープルオレンジ、アクションはスローピッチ! うむむ。ジグを変えます。紫シルバー(オレンジは持ってない!)150gr。。。念のために左を見ると、彼もパープルジグを手に。。。またまたリアクションが同じ。。。もう笑うしか。移動。

午前10時。
釣り開始から2時間、ジグを8回付け替えて、「アタリはベタ底」情報から、丁寧に底を叩きつつ、じゃか巻きしますが、まったくアタリの気配すらなし。ミヨシでは数本、裏(左舷)でも数本、タチウオが来てるようで、歓声が届きます。しかし、好調電車釣行マンもあれ以来、沈黙。右舷はまったく意気が上がりません。そろそろ150grジグがひと回りなので、船長指示より重い200grジグ、アンチョビメタルT2赤金を3オンスタックルでやってみます。アンチョビメタルは全長が17センチの左右非対称ジグ。ひらひらブランカが13センチなので、水中でシルエットとしてはかなり目立つはず。ただ、タチウオのエサはおそらくイワシ? シーバス釣りの基本「マッチザベイト」(狙う魚のエサにジグサイズを合わせましょう)からは邪道であります。ま、狙ってるのはタチウオだし、よかよか。

「食いが立たないので、少し移動します」
エンジン音が高くなりました。ワタナベ丸が一隻だけ走水沖のタチウオ船団から離脱します。さらに南へ、もう観音崎が近いです。しかし、水深はほぼ同じで70m前後。
「ここでしばらくやってみましょう」
アンチョビメタルを落とします。真っ直ぐにゆらゆら落ちていきます。お。右の電車釣行マンがまたまたロッドを曲げてます。しかも、かなり大きく。。。3本め? うん?
「根掛かりみたいです」
そっかあ。ここまでアタリもないままで来てる私、根掛かりと聞いて。。。置いてけぼりにならずに、ホッとしてる私。あー、そんな自分が少し悲しい。なんでもいいから、アタリ、来い。

底を取り、ややスローめのワンピッチジャークでジグを持ち上げ、ステイ、少しフォールからジャーク。。。を船長の指定タナまで繰り返します。そしてクラッチを切り、フリーフォール。。。ただし、船長の「落とし込み注意」がありますから、軽くサミングしながら。

うん?

ラインがふわっとなりました。ラインカラーから言って、まだ着底前です。

うん?

親指でスプールを抑えて、ロッドで聞合わせ。。。

がーん!

途端に、何かがぶつかるような衝撃。そして竿先がぐぐんと引き込まれました。

「来ましたねー」

電車釣行マンが笑ってます。みたいですねーと返しながら、しかし、私の顔はたぶん、引きつっていたでしょう。本日初のアタリ。しかも、かなりデカイやつ。竿先がグイグイと下へ底の方へと断続的に引っ張られます。これこれ。。。これぞタチウオの引き! リールを巻きます。滑るドラグを少し締めてから、ゴリ巻き、ゴリ巻き、ゴリ巻き。。。水深たったの70mが、まるで中深海なみに感じます。巻いても巻いても、魚が上がってきません。巻上げ長さが70センチのカルカッタ、100回くらいハンドル回せば。。。あー重い。バレるなよー。

ようやくリーダーが来て、銀色の魚体がゆらゆらと上がってきます。これは良型であります。これはタモが欲しいかも。いや、リーダーは40ポンドもある。そのままぶっこ抜いてしまえ。

ばたーん、ばたばた。。。

画像タチウオ、指4本プラス、確保。はー、やっと釣れました。しかも、体高のあるメタボなやつ。バケツに放り込んだら、すぐに何か細長いのを吐きました。よく見るとそれは、10センチほどの消化されかけたカタクチイワシ。やっぱりベイトはイワシ、しかもアンチョビメタルよりずっと小さいやつでした。マッチザベイト理論、タチウオには当てはまらないようであります。

ちょい移動。
いつのまにか、周囲に遊漁船がポツポツ集まってきてます。ようやく1尾確保して、気持ちにゆとりが出てきた私。周囲の船がほとんどルアー船だと気づきます。某ジグメーカーの仕立て船もいます。新しいジグのフィールドテストでしょうか。ミヨシでリズミカルにしゃくっていたルアーガールがタチウオをかけてます。が、誰もサポートに行きません。ルアーガールはタチウオを引っこ抜き。。。あー、空中でタチウオがフックから外れて、海に落ちてしまいました。さすがにルアーガール、悄然としてます。しかし、すぐさま、ジグを少しキャストして、しゃくり始めます。そして。。。なんと、すぐにタチウオをかけてます。

そうか。
あのリズミカルなしゃくり、あれが今日のアタリアクションかも。アンチョビメタルを落として、アクションをコピーします。じゃかじゃかよりもややゆっくりめ。そしてジャークとジャークの間に少しだけ間がありました。どうやら、その間でタチウオに食わせているみたいです。なるほど。

ぶつ。

うん?

よそ見してたら、ラインが嫌な音を立てました。ジグの重みが消えて。。。ラインを切られたか? 急いで回収。。。間違いありません。が、あれ? なんとメインラインは10mくらいで斜めにスッパリ切れてました。つまり、ラインカッターは水面からすぐ下を泳いでた? これって、タチウオ?じゃないでしょう。

答えは、右の電車釣行マンが出してくれました。なんとタチウオタックルでデカイさわらを引っ張り上げたのです。食ってきたのは底から数m上だったとか。こいつが私の今日唯一のアタリジグを海の藻屑に。。。

正午を過ぎました。
ワタナベ丸は20隻を超える遊漁船に囲まれてます。そして、アンチョビメタルを無くして、いささか意気消沈の私。残り少ないジグをあれこれ、とっかえ引っ換えしながら続けます。昼飯のおにぎり2個を食べ、デザートにダブルチョコのドーナッツをほうばり、ルアーガール直伝アクションで頑張りますが、その後、さっぱりアタリが来ません。右の絶好調男も沈黙してるので、単にタチウオが回って来てないのかも、と自分を慰めつつ、タチウオ1日船で1尾だけでは、いかにも寂しいぞ、とすっかり雲が切れた青空を見上げます。

ところが、ついにタチウオに変化の兆しが。いわゆる地合いってヤツが突然、やって来たのです。ちょうどジグをオーシャンドミネータCバランス150gr赤シルバーに付け替えたばかり。船長の合図で、ジグを落とすと、着底からのジャーク一発で、ずずん。タチウオ2尾め、F4ゲット。さらに落として、リズミックなアクションでしゃくっていると、ジャークの間でががん! 3尾め、同じくF4確保。。。さらにさらに、フォールでラインがふわっ。即合わせでググン。またまたF4プラス。。。もう、顔はゆるゆる。タチウオってこんなに簡単でしたっけ。。。

ちょっと待て。

この際、もうひとつ確かめておかねばなりません。つまり、この三連ちゃんが単にタチウオのやる気が上がったせい、いわゆる地合いなのか、それとも、交換したばかりのドミネータがアタリジグなのか。もう冲上がりへのカウントダウンが始まっています。が、ジグケースを眺め、取り出したのは今日、これまで出番なしのアサルト。これもいわゆるズン胴でしゃくってもフォールでもアクションは無し。ただし、アクションがないぶん、真っ直ぐに落ちるので沈下速度はたぶんかなり速い。

アサルト200gr赤シルバーを3オンスタックルで落とします。アクションはルアーガール直伝のリズミックジャーク。ロッドを上げて、少し間をおいて、リールを巻いて。。。ぐぐん。

来たー。

巻きます。。。タチウオ、ただし、サイズは小さくなりました。F3プラス。

移動。おそらく本日、最期の流しでしょう。水深は変わらず、70m前後です。アサルトを落とします。すると、フォール中にラインが。。。鬼合わせ!


。。。


午後2時半、快晴微風の東京湾を横浜港へと戻ります。
波も穏やかで釣り日和、嬉しい方に天気予報は外れてくれました。最後に地合いらしきラッシュが来たことで、船上は明るい雰囲気、自分の釣りに気が行ってしまい、他の人たちの釣果は分からなくなりましたが、たぶん、ボウズは出てないでしょう。左のルアーマンも、右の絶好調男、電車釣行マンもそれなりに最後は釣っていたみたいでした。そして私はというと、最後にかけたタチウオを含め合計6尾、数的にはまだまだですが、その内4尾がF4と、ここは大満足。ただし、やっぱりタチウオジギング、イマイチぴんと来ません。ジグ、アクション、それとも?


本日の釣果:タチウオx6

画像


使用タックル: 3オンス
ロッド:オシアジガーインフィニティ B653
リール:オシアカルカッタ 300HG
ライン:ファイヤラインカラード 1.5号x400m
リーダー:バリバスフロロカーボン 40ポンドx4m
フック:フロント:ツイン、テール:トリプル
アタリジグ:
ジャッカル アンチョビメタル タイプ2 200gr赤金
クルー アサルト 200gr、シルバー+赤ストライプ


使用タックル 2オンス
ロッド:オシアジガーインフィニティ B652
リール:オシアコンクエスト 300HG
ライン:ファイヤラインカラード 1.2号x500m
リーダー:バリバスフロロカーボン 40ポンドx4m
フック:フロント:ツイン、テール:トリプル
アタリジグ:
ティムコ オーシャンドミネータ センターバランス 150gr 赤/シルバー


















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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
行かれてましたかー
実はオレも行こうと思って準備していたのですが、急にエサ釣りに変わっちゃいました(^_^;)
ぴんと来ないと言っても6本釣れば納得でしょう
take
2018/02/13 12:29
> takeさん

行ってきました。久しぶりのタチウオジギング、事前にはあまり釣れてないと聞いていたのですが、なんとかかんとか結果が出て満足してます。しかし、やっぱりなんかよく分からないです、タチウオの攻略法。まー、こうやってあれこれ悩むのもまた、楽しいのですが。
みやざき
2018/02/13 13:17
お疲れさまでした。
案外風 は吹かなかったようですね〜

タチウオも、あの船団がいて、
ジグにエサに何百もピコピコしてたら、
どれ食べたらいいか迷いますね!

さて、今週も風強そうですよ…
あおみの
2018/02/14 11:47
> あおみのさん

風、大丈夫でした。たまには良い方に外れてくれたようです。タチウオは食い気が立つとタナがどんどん上がってくるそうですが、反応はずうっと底付近でしたから、かなり厳しい状況、それでもサイズが良かったんでまずまずでしょう。うん、今週も風でキャンセル?
みやざき
2018/02/14 12:58

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